トヨタが上海モーターショー2021で世界初公開した新型EV「bZ4Xコンセプト」。市販モデルが2022年年央までにグローバルで販売される予定ですが、ユーザーはどれくらいの車両価格が適切と考えているのでしょうか?
トヨタ新型「bZ4X」の市販モデルに期待の声
トヨタは新型EV「bZ4Xコンセプト」(以下、新型bZ4X)を2021年4月19日に上海モーターショー2021で世界初公開しました。2022年年央までにグローバルでの販売を予定しており、生産は日本と中国の工場でおこなわれる計画ですが、ユーザーは新型bZ4XがどんなEVとして登場することを望んでいるのでしょうか。
新型bZ4Xは、トヨタの新EVシリーズ「bZシリーズ」の第一弾として登場するモデルで、スバルと共同開発したe-TNGA EV専用プラットフォームを採用。
搭載されるAWDシステムもスバルと共同開発されたものを採用し、電動車ならではの素早いレスポンスを生かした安全で気持ちの良い走りや優れた走破性を実現しているといいます。
また専用プラットフォームの採用によりショートオーバーハング・ロングホイールベース化を実現。特徴的な外観だけでなく、Dセグメントセダン並みの室内空間を実現しました。
異形ステアリングホイールの採用、ステアリングホイール上方に配置したメーターなど、内装もこれまでとは趣向の違う未来的なデザインが特徴的です。
そんな新型bZ4Xについて、ユーザーはどのような仕様で市販化してほしいと望んでいるのでしょうか。今回、くるまのニュースではSNS上で2021年4月19日から同月23日までアンケート調査を実施しました。
新型bZ4Xの価格について「新型bZ4Xが日本市場で販売されるなら、あなたが適切だと思うエントリー価格は何百万円ですか?」という設問を設け、「400万円以上」「350万円以上400万円未満」「350万円以上400万円未満」「300万円以上350万円未満」「250万円以上300万円未満」「250万円未満」の5択で聞きました。
その結果、「300万円以上350万円未満」が37%で最多となり、次いで「400万円以上」が22.2%、「350万円以上400万円未満」が18.5%、「250万円未満」が14.8%、「250万円以上300万円未満」が7.4%となりました。
ちなみに、Cセグメントハッチバックのボディを持つ日産のEV「リーフ」のエントリー価格(消費税込)は、2021年4月現在332万6400円(「S」グレード)に設定されており、奇しくも今回の調査で最多となった「300万円以上350万円未満」に合致します。
また、アンケート内で寄せられた新型bZ4Xに対するコメントとしては、「金額が高すぎては意味がないと思います」と車両価格を気にする意見もあったほか、「『C-HR』のときのようにほぼデザイン変更なしで市販されるといいですね」「市販モデルにも期待しています」と、2022年年央の市販モデルの登場が待ち遠しいという回答がありました。
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トヨタはbZシリーズのEVの開発をスバル・ダイハツ・スズキ・BYDのパートナー各社と共同で進めており、今後さまざまな大きさ・スタイルのEVが登場する予定です。
新型bZ4Xを皮切りに、今後bZシリーズとして登場するEVにも期待が高まります。
「高価すぎはNG」 トヨタ新型EV「bZ4X」に希望する価格はいくら? 市販版に期待の声 - くるまのニュース
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