(ブルームバーグ): 中国は一般炭(発電用石炭)価格に上限を設けることを検討している。計画に詳しい複数の関係者が明らかにした。同国は夏の需要ピーク期を前に高止まりしているエネルギーコストの抑制でなかなか成果を上げられずにいる。
情報が非公開であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところによれば、検討中の案の1つでは鉱山会社の石炭販売価格に上限を設ける。関係者1人によると、陝西省の主要な生産拠点である楡林市は既に試験的に販売価格上限を導入しているという。
関係者によれば、指標となる秦皇島港の発電用石炭価格を1トン当たり900元(約1万5000円)か930元に制限する案も検討されている。
関係者の話では、価格抑制策が導入されるかどうか最終決定はまだ下されておらず、計画変更の可能性もある。中国国家発展改革委員会(発改委)にファクスでコメントを求めたが、返答はなかった。
原題:China Considers Imposing Price Controls on Surging Coal Market(抜粋)
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中国が石炭価格抑制策を検討、夏の需要ピーク期控え-関係者(Bloomberg) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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