今週のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり158.4円と、8週連続で値上がりしました。およそ2年8か月ぶりの高値ですが、調査を行った団体は、来週以降は価格が落ち着くのではないかとしています。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している「石油情報センター」によりますと、26日時点のレギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットル当たり158.4円と、先週より0.1円値上がりしました。
値上がりは8週連続で、およそ2年8か月ぶりの高値となっています。
ワクチン接種が進むアメリカやヨーロッパで経済活動が正常化に向かい、石油製品の需要が増えるという見方から、国際的な原油価格の上昇が続いたことが主な要因です。
ただ、直近では、主な産油国が8月以降の生産量を段階的に増やす合意をしたことや、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」の感染拡大に警戒感が強まっていることで、原油価格の上昇ペースにいったん歯止めがかかった形になっているということです。
このため、調査を行った団体は来週以降、ガソリン価格は落ち着くのではないかとしています。
ガソリン小売価格 8週連続で値上がり 約2年8か月ぶりの高値 - NHK NEWS WEB
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