中国は鉄鋼製品へのさらなる輸出関税を検討している。国内の生産抑制のほか、急騰する価格を落ち着かせることが狙い。
メディアに対し公に語る権限がないとして、事情に詳しい関係者2人が匿名で語ったところでは、検討されている関税率は10-25%で、熱延コイルなどの製品が対象になるという。当局は7-9月(第3四半期)の実施を目指しているが、今のところ最終的な承認待ちだと関係者1人が語った。
これを受け、熱延コイルと鉄筋の価格は下落。中国の鉄鉱石先物も一時0.4%安となった。
中国は既に5月1日から一部鉄鋼製品に課す輸出税を引き上げたほか、一部製品の輸出税還付措置を 廃止した。関係者1人によると、新たな関税は先の措置でカバーされなかった製品の一部が対象となる。
中国の税関当局にファクスで計画に関するコメントを求めたが、すぐには返答を得られなかった。
原題: China May Impose More Steel Export Tariffs After Price Surge (1)(抜粋)
中国がさらなる鉄鋼輸出関税を検討、価格上昇抑制に向け-関係者 - ブルームバーグ
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