7月はガチャガチャ繁忙期
ガチャガチャ業界では、7月は繁忙期に当たります。商品点数は通常、毎月230~250アイテムほどですが、繁忙期になると250~300アイテムが販売されます。 新商品や再販なども含めた毎月のアイテム数の多さがガチャガチャの特徴であり、他の業界では信じられないほど商品展開が速いです。価格帯も他の玩具と比較すると、敷居が低く購入しやすいのも特徴と言えます。 毎月200以上の新商品が出ているなか、30社以上のメーカーは売り場でお客さんの目に留まるように、それぞれの特色を出しながら、ものづくりをしています。
200円ガチャで勝負
「ガチャガチャのカプセルサイズは何種類か決まっています。そのカプセルのなかに、ある意味、面白ければ何でもいい。コストが合えば何でもいい。ガチャガチャには自由があり、夢があります」 ガチャガチャの魅力について語るのは、アミューズメント系メーカー「エール」のカプセルトイ事業部の森国大輔さんです。「作り手もアイデアの引き出しさえあれば、チャレンジできます。そのカプセルの中に楽しさを詰め込むことができるのが魅力です」と情熱を傾けています。 エールはアミューズメント系メーカーのなかで、ガチャガチャ業界にいち早く参入し、2016年から販売を開始しました。当時、森国さんは1人で企画から生産、営業まで担当していたそうです。 ガチャガチャを始めた当初から現在まで、エールはオリジナル商品を中心に展開しています。部署のメンバーは4人に増え、月に18~20アイテム、繁忙期には約30アイテムを販売しています。 売り場に行くと気がつくのですが、エールの商品は200円が中心です。 最近のガチャガチャ業界では、消費増税、原材料価格の高騰、輸送コストの値上げなどの理由により、価格は300円が中心となり、500円の商品もここ数年で増加してきました。 それでも、エールは200円で勝負をしています。なぜなら、エール社内には金型設計者、デザイナー、原型師などが在籍し、中国の提携工場まで構えているため、すべて社内で一貫して作れる体制が整っているからです。 まさに、ここがエールの強みであり、他のメーカーと比べて、圧倒的に商品のコストを抑えられている理由です。
高価格化が進むガチャガチャ、あえて200円で勝負「何でも持つ」騎士 「ペン置きに限定させたくない」(withnews) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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