ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、ビッグボクサーエンジン搭載のBMWモトラッド『R18トランスコンチネンタル』(BMW R18 Transcontinental)および『R18B』(BMW R18B)の予約注文を8月5日より開始した。
価格はR18トランスコンチネンタルが372万6000円、R18Bが311万2500円。納車開始は2021年10月頃を予定。
R18トランスコンチネンタル/R18Bは、米国で人気の高いバガースタイルのツアラーモデルだ。R18トランスコンチネンタルは高いウインドシールド、ウインドディフレクター、フラップを組み込んだフロントフェアリングが特徴のロングツーリングに適したモデル。4個のアナログ式円形メーターと10.25インチTFTカラーディスプレイを組み込んだコックピット、トップケース、シートヒーターなども備える。一方、R18Bにはトップケースがなく、低いウインドシールド、スリムなシート、マットブラックのメタリックエンジンなどを備え、クールなツーリングとクルージングに最適なモデルとなっている。
パワーユニットは、排気量1801ccのビッグボクサーエンジンをダブルループチューブスチール製フレームに搭載。最高出力は91psながら、2000~4000rpmでは常時150Nm以上のトルクを生み出し、トルクフルな走りを実現する。リヤスイングアームは、1936年発売の名車『R5』同様、ボルトで連結するスタイルで、リヤアクスルドライブが組み込まれている。
サスペンションは、フロントがテレスコピックフォーク、リアはカンチレバーサスペンションストラット。パッセンジャーと荷物をフルに載せた場合でも、可能な限り最高のライドレスポンスを発揮できるよう、リヤサスペンションストラットには、ストロークに応じた減衰機能と自動荷重補正機能を備える。ブレーキはフロントがダブルディスク、リヤがシングル。これに4ピストン対向式キャリパーとフルインテグラルABSを組み合わせている。
また快適なロングライドをサポートするアクティブクルーズコントロール(ACC)を標準装備する。フロントフェアリングに組み込まれたレーダーセンサーが前方車両を検知し、自動的に加減速。リラックスして走り続けることが可能となる。また、コーナリング時も快適で安全なバンク角が得られるよう、適正な速度に調整する。ライディングモードはレイン、ロール、ロックの3種類を設定し、オートマチックスタビリティコントロール(ASC)とエンジンドラッグトルクコントロール(MSR)も標準装備。その他、取り回しを快適にするリバースギアや、坂道発進を容易にするヒルスタートコントロール機能なども備える。さらに英マーシャル社と共同開発したサウンドシステムを標準装備。走行中も迫力のあるサウンドを楽しむことができる。
BMWモトラッド、ビッグボクサー『R18』にバガースタイルの新モデル 価格は311万2500円より - レスポンス
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