アットホーム株式会社は、6月に同社の不動産情報ネットワークに登録・公開された、首都圏の中古マンションの価格動向を調査・分析し、その結果を7月27日に発表した。
6月の首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,297万円で、前月比で0.7%上昇した。
エリア別の平均価格は、東京都は23区が同横ばいの4,299万円で都下が同0.3%上昇の2,605万円だった。神奈川県は横浜市・川崎市が同0.4%下落の2,937万円でその他エリアが同0.3%上昇の2,438万円、埼玉県はさいたま市が同0.3%下落の2,728万円でその他エリアが同0.6%下落の2,092万円、千葉県は西部が同1.2%上昇の2,317万円でその他エリアが同0.2%上昇の1,727万円だった。
前年同月比との比較では、東京都は23区が前年同月比4.1%上昇で都下が同1.4%下落した。神奈川県は横浜市・川崎市が同0.8%下落でその他エリアが同2.8%上昇、埼玉県はさいたま市が同8.5%上昇でその他エリアが同3.4%上昇、千葉県は西部が同2.2%上昇でその他エリアが同8.0%上昇した。
神奈川県と千葉県のその他エリアは3カ月連続で2017年1月以降の最高額を更新し、千葉県西部も9カ月ぶりに過去最高額を更新した。
一方、マンションリサーチ株式会社は、2021年上半期の東京23区中古マンションの値上がり率を調査し、その結果を7月21日に発表した。
平均成約坪単価の上昇率が最も高かったのは、港区港南4丁目の「ワールドシティタワーズ ブリーズタワー」(竣工2005年12月)で、前年比で21.6%上昇した。ワールドシティタワーズは、アクアタワー、キャピタルタワー、ブリーズタワーの3棟からなる全総戸数2,090戸のビッグタワーレジデンス。品川駅徒歩14分とやや距離はあるものの、居住者専用の品川駅行のシャトルバスが運行するなど、共用サービスが充実している。
首都圏の中古マンション、価格が上昇傾向 都心は高層マンション、神奈川や千葉は郊外が人気(MONEYzine) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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