[北京 8日 ロイター] - 中国政府は、石炭火力で発電した電力の価格について、基準価格から最大20%の変動を認める。大量のエネルギー消費を抑制することが狙い。
中国国営中央テレビ(CCTV)が8日、国務院(内閣)の会議後に伝えた。会議の議長は李克強首相が務めた。
中国では、一般炭の価格が最高値付近まで上昇。石炭不足で電力供給が制限され、各地で計画停電が実施されている。
中国政府はこれまで、基準価格から最大10%の上昇ないし15%の下落を容認してきた。
CCTVによると、大量のエネルギーを消費する産業については、電力価格を市場取引で決め、20%の上限は適用しない。
電力供給を増やすため、石炭会社は支援を受けられる見通し。経営が苦しい石炭会社は納税延期を認められる。金融機関は、発電所からの「妥当な」融資要請に応じる必要があるという。
中国、石炭火力の電力価格変動幅を拡大 消費抑制=国営メディア - ロイター (Reuters Japan)
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