山陰中央テレビ
世界的な経済活動の回復を受け、石油製品の価格が上昇しています。山陰両県でもガソリンの価格がこの半年間で大きく値上がり。人々の暮らしを直撃しています。 本田記者: 「鳥取市内のガソリンスタンドでも、ガソリンの値段が上がっているという声が聞かれます。 給油しに来た人: 「値上がりしていて高いな思う。ちょっと前から思っていたが、最近特に」 「車が無いと生活が厳しい。買い物、孫の送迎、値上がりは年金暮らしにはきついです」 このガソリンスタンドのレギュラーガソリンの価格は、1リットル当たりきょう時点で157円。1月の140円と比べると17円高くなっています。このスタンドでは年明け以降、ガソリン価格が上昇に転じ6月には160円になることもあったということです。 石油情報センターによると、山陰両県のレギュラーガソリンの1リットル当たりの平均価格は、鳥取県が158円、島根県は159.9円となっています。1月との比較では鳥取が約23円、島根が約20円、値上がりしています。 智頭石油 栗山恭治マネージャー: 「利益が取れていないからこの価格帯で案内するしかない。値上がりを受け、車に乗らないという客が出てきたり、車の台数を絞るという事業所もある」 ガソリンの価格はなぜ上昇しているのか?原因は原油価格の高騰です。新型コロナの影響で世界的に停滞していた経済活動が回復し始め、原油価格の上昇、その結果として日本国内のガソリン価格の値上がりにつながったとみられています。 智頭石油 栗山恭治マネージャー: 「店としては痛い。お客さん目線だと安いのが良いと思う。安くなれば給油量も増えていくのかな」 原油価格の他、天然ガスや石炭の価格も高くなっていて、こうしたエネルギー資源の価格上昇が私たちの暮らしに少しずつ影響を与えることになりそうです。
じわりじわりと家計を直撃…山陰両県でもガソリン価格が値上がり(島根・鳥取)(TSKさんいん中央テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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