仙台放送
ガソリンに食品と、原油価格の高騰は、私たちの生活にも影響を及ぼしています。高騰の原因と今後の見通しを専門家に聞きました。 七十七R&C 田口庸友 上席研究員 「価格高騰の原因はいろいろあるんですけど、一番大きな原因は皮肉なことなんですが、コロナ禍が収まってきて、さまざまな行動制限が緩和されてきて、世界的にエネルギー需要が増えたことが一番大きな要因だと思います」 専門家は今後の見通しについて、次のように指摘します。 七十七R&C 田口庸友 上席研究員 「日本のエネルギーは海外依存度が高い。海外の政治・経済動向に左右されることがあり、原油価格の動向はなかなか見通しづらい。いつになったら安くなるか、今は全く見通せない状況にある。少なくとも来年春までは今の状況が続く。場合によってはもっと延びるかもしれない」 原油価格の高騰は暖房費にも直結。県内の灯油の配達価格は、原油価格の高騰以外にも物流コストの増加もあり値上げの一途をたどっています。 七十七R&C 田口庸友 上席研究員 「今年の冬は暖房費だと、去年より2割ぐらい増えるということを覚悟しなければならない。非常に高止まりして『我慢の冬』が考えられる」 田口氏は今回の値上げラッシュを、省エネ家電への買い替えなど、長期的な目線で見た『賢い消費活動』を考えるきっかけにするべきと指摘します。 七十七R&C 田口庸友 上席研究員 「ハイブリットカーの普及が進んだのも2008年ごろ原油価格が上がったときに、一気に普及したというのも背景にありますので、この時期に省エネ家電に買い替えることで、エネルギー支出を抑える取り組みをしていく。そういう投資をしていくことも、この機会に見直すきっかけになれば」
ガソリン、食品、原油価格の高騰…私達の生活への影響を専門家が解説 原因と今後の見通しは?〈宮城〉(仙台放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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