富山テレビ
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全国的にガソリンの高値が続いています。県内のレギュラーガソリンの小売価格は、今週、3週連続で小幅な値下がりとなりましたが、依然、高値水準が続き、ガソリンの販売店も価格競争にさらされています。
今月15日時点の県内のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットルあたり169円40銭でした。
前の週から30銭下落し、3週連続で小幅な値下がりとなっています。
全国の平均小売価格も、前の週から10銭下落し、168円90銭と11週ぶりに値下がりしました。
ただ、石油情報センターによりますと、産油国が増産に慎重な姿勢を示していることなどから、来週の価格は横ばいとなる見通しで、依然として高値水準が続きそうです。
こうした中、販売店は、店頭の価格設定に頭を悩ませています。
*松井エネルギーモータース 松井健彰社長「やはり、価格競争は起きてきていると言える」
上市町で、ガソリンスタンドを経営する松井健彰さんです。
近年、ガソリンスタンドの経営は、人口減少やエコカーの普及、さらにはコロナ禍で厳しさを増していますが、ここへきて原油の高騰が追い打ちをかけています。
*松井エネルギーモータース 松井健彰社長「自社の価格と、近隣のガソリンスタンドの価格を見比べながら、あまりにも自社の価格が高いようだと、それに合わせ足並みをそろえるような形に。必然的に販売価格が下がって、経営を圧迫するような状況になっていく」
政府は、石油元売り業者に対し、補助金を出すという異例の対策を導入することを明らかにしました。
卸売価格を抑えることで価格高騰に歯止めをかけたい考えです。
高値続く…レギュラーガソリン小売価格1リットル169円40銭 販売店も苦慮「価格競争起きてきている」 - www.fnn.jp
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