江戸前海苔(のり)のシーズンを告げる県産乾ノリの初競りが二十七日、富津市富津の県漁業協同組合連合会のり共販事業所で開かれた。富津、新富津、大佐和、金田、新木更津、市川市、船橋市の七漁協が例年並みの約三百十万枚を出品。約四十の業者が香りや色つやなどを基に入札した。平均落札価格は百枚当たり三千百四十五円で、最高落札価格は同一万六千五百円だった。
今年の乾ノリは栄養をたっぷり取っており、例年以上に香りと口どけが良いという。県内の出荷量は一億枚が見込まれる。
同共販事業所の百瀬保則所長は「新型コロナウイルスが落ち着き、街に人が出てくるようになれば贈答用などで需要が期待できる」と話した。(山田雄一郎)
関連キーワード
おすすめ情報
県産乾ノリ、富津で初競り 最高落札価格1万6500円 - 東京新聞
Read More
No comments:
Post a Comment