秋田テレビ
秋田県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は165.7円で、前の週より値上がりした。ガソリンとは切っても切れないタクシー業界も悲鳴を上げている。 11月1日の秋田県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり165.7円。前の週より1.4円値上がりし、前年の同じ時期と比べ35円以上高い価格だ。 価格高騰の影響を直接受けているのがタクシー業界だ。浮田産業交通の浮田忠勝代表取締役は「ガソリン代の高騰はドシンとくる。原油価格の高騰は、われわれには手が届かない問題なので」と肩を落とす。 浮田産業交通は秋田県内の秋田市と男鹿市でタクシー31台を運行する。1台あたり1日でガソリン10リットルを使用し、走行距離は平均で200キロに及ぶ。 レギュラーガソリンの価格はことし1月と比較して33円以上上がっている。値上げ分の33円に10リットルを掛けると1台で330円のかかり増しとなり、それが31台分だと1日1万円余りで、月にすると30万円以上コストが増えていることになる。 新型コロナウイルスの影響で利用客が減少したことに加え燃料が高騰し、経営を圧迫している。 浮田産業交通の浮田代表取締役は「そうでなくても新型コロナで客が減っている中で、せめてお客さんが飲食店に行ってくれると多少助かる。ガソリンが高騰したときだけでも政府のほうで下げてもらえたりすると、われわれは助かる」と飲食業界の回復や政府の手立てに期待を示す。 一方で、家庭の暖房に欠かせない灯油も、ことし1月から300円以上値上がりしていて、この冬は消費者にとって厳しい季節となりそうだ。
値上げでタクシー業界も悲鳴 レギュラーガソリン平均小売価格165.7円に(秋田テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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