高騰が続く原油価格についてです。まもなく本格的なシクラメンの出荷を迎える宮城県涌谷町の農家にも影響を及ぼしています。 涌谷町花勝山で季節の花を栽培する「涌谷園芸ファーム」では、この時期クリスマスやお歳暮に向けビニールハウス内で40種類1万5000鉢のシクラメンを育てています。 夜の寒さで花を傷めないように、暖房でハウス内の温度を15度ほどに保つ必要がありますが、使う重油の量は1日約200リットル。 以前は1リットル60円台だった価格も、現在97円まで値上がりしています。 暖房の温度を下げ時間を短くするなど出来る対策はしているものの、今後寒さが厳しくなると使う重油の量は1日300リットルまで増える見込みです。 涌谷園芸ファーム手嶋一郎さん「我々の努力だけではもうどうしようもなくなってきている。実感として大変厳しい時代に入ったと思ってます」 更に、10月からビニールなどの資材の価格も1割ほど高くなったほか、運送コストも1500鉢で9万円ほどだったものが15万円と値上がりし経営を圧迫しています。 涌谷園芸ファーム手嶋一郎さん「2022年春までの間に、灯火じゃないけど農家になんとか国の方で値段が上がった分は助成するから頑張れ、という感じにしてもらえれば助かるなと思います」
原油価格高騰でシクラメン農家にも影響 クリスマスやお歳暮用の出荷を控え 宮城・涌谷町(khb東日本放送) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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