政府は24日、ガソリン価格の急騰を抑えるための補助制度を初めて発動する方針を固めた。26日に発表するレギュラーガソリンの全国平均価格が、制度の発動条件となる1リットルあたり170円以上となることが集計段階で確実となったためだ。
政府が石油元売り会社などに対し、卸価格引き下げの原資を補助する。補助額は最大1リットル当たり5円分。レギュラーガソリンのほか、ハイオクや軽油、灯油、重油が対象となる。ガソリンスタンドでの販売価格は販売店が決めるが、卸価格が抑制されれば販売価格にも反映されるとみられている。3月末までの時限措置で、石油元売り会社に支給する補助金額は原油市場の動向を踏まえて毎週見直す。
ガソリンの原料となる原油の高騰を受け、レギュラーガソリンの価格は年初から上昇している。17日時点の全国平均価格は168・4円と、基準となる170円に迫っていた。
ガソリン価格抑制の補助制度、政府が初めて発動へ…1リットル170円以上が確実で - 読売新聞オンライン
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