支援
2022年 2月 4日
経済産業省が2月3日から原油価格の上昇抑制のため石油元売り会社に支給している補助金を1リットルあたり3円70銭に引き上げている。2月7日時点のガソリン全国平均価格が173円70銭と予測されるためだ。元売り会社の卸売価格が引き下げられれば、高止まりしている小売価格の値下げにつながると期待されるが、ガソリンの小売価格はガソリンスタンドなど小売り業者の経営判断になるため、効果は不透明だ。
同補助金は、原油価格高騰がコロナ禍からの経済回復を妨げるになることを防ぐため、予算893億円で2022年3月末まで講じられる措置。21年11月の閣議でレギュラーガソリンの店頭小売価格の全国平均が1リットル当たり170円を超えた場合、石油元売り会社に対し最大5円まで補填し、小売価格の上昇を抑制する制度を決定。22年1月27日から実施され、1リットルあたり3円40銭を支給していた。だが、2月2日に発表された1月31日時点のガソリン全国平均価格は170円90銭だった。
ガソリン価格は中東で石油施設爆発や火災などが相次いだことやウクライナ醸成の緊迫化で高騰。1月31日時点で170円90銭と、2008年9月以来約13年ぶりの高値水準をつけた。
詳しくは経産省資源エネルギー庁のホームページへ。
ガソリン価格上昇抑制補助金、3円70銭に引上げ:経産省 | 支援 | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト] - J-Net21
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