国内
ウクライナへの軍事侵攻の影響は、パンの値段など、わたしたちの暮らしに広がる可能性が出ている。
東京都内にある、創業およそ70年のパンの専門店では、毎日7,000個以上のパンを製造・販売し、1日に使う小麦粉の量は200kgにのぼる。
小麦はロシアが世界最大、ウクライナが5位の輸出国で、この先、供給が不安定になり、小麦製品の価格が上がっていくことが心配されている。
トーホーベーカリー・松井成和さん「値上げは1月にしたけど、ウクライナ情勢が入ったおかげで、たぶん、これからまだまだ値上げが続くと考えると、今の価格ではまた厳しくなってしまうんだろうと」
お客さん「(価格が上がると)少し控えたい」、「わたし、うどんも食べるから。でも仕方ないんじゃない。世界情勢が、こうだから」
さらに影響が心配されているのが、自転車。
自転車は、ホイールの枠の部分やペダルの部分にアルミが使われているが、実はアルミの価格が、今上昇を続けている。
自動車や飲み物の缶などに使われるアルミニウムの価格は、需要の増加にともない、上昇傾向が続く中、ウクライナ情勢を受けて、24日、13年半ぶりに最高値を更新した。
経済制裁で、ロシアのアルミ大手からの供給が減ることへの懸念が出ている。
代官山モトベロ店長・村上耕大さん「また不安材料が増えるというのは、販売店としても心配です。物の値段がどんどん上がってしまうのは難しいと感じている」
食品や金属製品など、影響が及びそうな身近な商品が増えてきている。
“軍事侵攻”暮らしに影響も... パンの価格は? - www.fnn.jp
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