ウクライナ情勢の緊迫化を受けて産油国ロシアからの原油の供給が滞ることへの懸念が広がり、東京市場の原油の先物価格は1日と比べて3.8%余り値上がりしています。
2日の東京原油市場ではウクライナ情勢の緊迫化で世界有数の産油国ロシアからの原油の供給が滞ることへの懸念が広がりました。
取り引きの中心となる原油の先物価格は午前中に一時、1キロリットル当たり6万5000円をつけ、1日と比べて2000円以上、率にして3.8%余り値上がりしています。
ニューヨークの原油市場でも1日、国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=109ドル台をつけるなど大幅に上昇しています。
市場関係者は「ロシアに対する経済制裁が強化されたことで、ロシアからの原油の供給が停滞する懸念が高まっている。IEA=国際エネルギー機関が臨時の閣僚会合で石油備蓄を放出することに合意したが、効果は限定的との見方が多い」と話しています。
東京市場 原油先物価格 3.8%余値上がり ウクライナ情勢緊迫化 - nhk.or.jp
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