ロンドン金属取引所(LME)のニッケル取引は22日、出来高が急増、価格は先週の取引再開後初めて値幅制限内にとどまった。前例のないショートスクイーズ(踏み上げ)による急騰とその後の急落からニッケル相場が落ち着きつつあることが示唆された。
取引開始直後の15分間で4000ロット余り、数量で2万4000トンを超える取引が成立した。LMEのニッケル取引は16日の再開後も少数の取引しか成立していなかった。値幅制限によって、買い手が現れる水準まで価格が下落するのに時間がかかったためだ。
ロンドン時間午前8時18分時点で、LMEニッケル相場は8.4%安の1トン=2万8800ドル。上海先物取引所(SHFE)のニッケル相場に一致する水準となった。SHFEではLMEの取引停止期間中も取引が続いていた。
原題: Nickel Is Trading at Last on LME as Buyers Return After Squeeze
(抜粋)
LMEニッケルの取引急増、値幅制限内で価格推移-市場に買い手戻る - ブルームバーグ
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