[東京 15日 ロイター] -
<11:50> 前場の日経平均は続伸、原油価格の下落と円安を好感
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比77円26銭高の2万5385円11銭と、続伸して午前の取引を終えた。朝方に安く寄り付いた後はプラス圏に浮上し、一時100円超高となった。ウクライナ情勢への警戒感は依然として強いものの、原油価格の下落や外為市場での円安基調や中国での底堅い経済指標が支えとなり上値を伸ばした。
日経平均は14日の米国株式市場のナスダック安を嫌気し反落スタートしたが、原油先物市場での上昇の一服感や円安基調が好感されプラス圏に浮上した。その後再びマイナス圏に転落する場面もあったが、中国の底堅い経済指標を受け、プラス圏で引けた。
もっとも「日経平均はプラス圏で引けたが、上値が重い。原油価格の下落や円安が支えとなる一方、アジア株の不安定な値動きやウクライナ情勢の動向に上値を抑えられている」(国内証券)との声も出ている。
外為市場でドルは118.45円と2017年1月以来の高値まで上昇。原油先物市場では米WTI先物が1バレル=98ドル近辺と、100ドルを下回る水準を推移している。
中国国家統計局が15日発表した1─2月の鉱工業生産は前年同期比7.5%増加し、ロイター調査のアナリスト予想(3.9%増)を大きく上回った。
TOPIXは0.88%高の1828.26ポイントで午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4534億7500万円だった。東証33業種では、保険業、輸送用機器、食料品、空運業、化学工業などの25業種が値上がり。半面、保険業、輸送用機器、食料品、空運業などの8業種が値下がりとなった。
個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、アステラス製薬、住友金属鉱山などが下落。信越化学工業、ダイキン工業などが上昇した。
東証1部の騰落数は、値上がりが1655銘柄(76%)、値下がりは443銘柄(20%)、変わらずは79銘柄(3%)だった。
<10:35> 日経平均は終値近辺でもみあい、中国統計控え様子見
日経平均は前日終値(2万5307円85銭=14日)を挟んだ一進一退の値動きとなっている。日本時間の午前11時2月の中国鉱工業生産の公表を控え、次第に様子見ムードが強まっているという。
市場では「中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、経済への影響が懸念されている。先行きを占う上で注目されている」(国内証券)との声が聞かれた。
午前10時30分現在の東証1部の売買代金は1兆0533億6100万円。TOPIXは0.50%超高の1822ポイントと小じっかり。東証33業種では、保険業、空運業、ゴム製品、食料品などの24業種が値上がり。鉱業、非鉄金属、石油・石炭製品などの9業種が値下がりとなっている。
<09:05> 寄り付きの日経平均は反落後プラス転換、2万5300円台
寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比79円32銭安の2万5228円53銭と反落した。寄り付き後はプラス転換し、足元の株価は前日終値(2万5307円85銭=14日)を挟んだ展開となっている。個別では、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンなどの値がさ株が軒並み下落している。
TOPIXは続伸し同0.40%超高の1815ポイント近辺。東証33業種では、保険業、空運業、化学工業、食料品などの23業種が値上がり。半面、鉱業、非鉄金属、鉄鋼などの10業種が値下がりとなっている。
週明け14日の米国株式市場は、米10年債利回りが2.144%と2019年7月以来の高水準まで上昇し、ナスダック総合は2%超安となった。ロシアとウクライナの代表団が14日に4回目の停戦交渉を行ったが進展は見られず、投資家の警戒感につながった。
<08:45> 寄り前の板状況、主力株はまちまち
市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソニーグループ、キーエンスが売り優勢、リクルートホールディングス、NTT、信越化学工業が買い優勢、トヨタ自動車が売り買い拮抗。
指数寄与度の大きい東京エレクトロンが買い優勢、ファーストリテイリングが売り優勢。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが売り買い拮抗となっている。
東証第1部出来高上位50銘柄
東証第1部値上がり率上位50銘柄
東証第1部値下がり率上位50銘柄
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SGX日経225先物
TOPIX先物
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〔マーケットアイ〕株式:前場の日経平均は続伸、原油価格の下落と円安を好感 - ロイター (Reuters Japan)
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