19日のニューヨーク株式市場は、原油市場で国際的な原油の先物価格の上昇にひとまず歯止めがかかっていることなどから、インフレへの懸念がいくぶん和らぎ、ダウ平均株価は500ドル近い値上がりとなりました。
19日のニューヨーク原油市場では原油価格の国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=102ドル台まで下落しました。
IMF=国際通貨基金がことしの世界全体の経済成長率の見通しを下方修正したことに加えて、中国の上海で新型コロナウイルスの感染が拡大し、厳しい外出制限が続いていることを受けて、原油の需要が落ち込むとの見方が広がったことが背景にあります。
WTIの先物価格は供給不足への懸念などから18日には一時、1バレル=109ドル台まで上昇していました。
ニューヨーク株式市場ではインフレへの懸念がいくぶん和らいで買い注文が増え、ダウ平均株価は一時、500ドルを超える大幅な値上がりとなりました。
終値は前日に比べて499ドル51セント高い3万4911ドル20セントでした。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数は2.1%の大幅な上昇となりました。
市場関係者は「このところ売られていた銘柄に買い戻しの動きも出た。当面はエネルギー価格が株価の動向を左右しそうだ」と話しています。
原油先物価格下落で平均株価500ドル近く値上がり NY株式市場 - nhk.or.jp
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