「ビルが建たない・・・」鋼材やコンクリート価格高騰で建設業界に打撃
横浜市内のマンション建設現場。着々と工事が進められていますが、いま大きな問題に直面してます。
風越建設 建設第1事業部 三春晶一部長
「材料の高騰は非常に苦しいところがあります」
「鋼材」の価格高騰です。
例えばマンションの骨組みとなる鉄筋。この現場だけでもおよそ500トン使われているといいます。
このほか、鉄骨やアルミ建材など、マンション建設には欠かせない「鋼材」が、ウクライナ情勢の悪化で供給不足になると懸念され、価格が跳ね上がっているのです。
日本製鉄は先月、基礎工事で使う「H形鋼」について、価格を1トンあたり7000円引き上げました。
資材の値上げは、マンション価格のさらなる高騰につながりかねないと指摘します。
風越建設 建設第1事業部 三春晶一部長
「今見積もりして、またここから情勢が悪化すると(価格の)上振れ方向は出てくるかなと」
影響は建物を作るのに必要な「コンクリート」にも。その原因が・・・
岸田総理
「ロシアからの石炭の輸入を禁止します」
政府がロシアに対する経済制裁として打ち出した、ロシア産石炭の輸入禁止です。
コンクリート工場を訪ねると・・・
吉田建材 東京若洲工場 池澤卓工場長
「こちらが運ばれてきたコンクリートの材料となるセメントになります。セメント作る工程で、石炭、燃料として使うので、今後価格に上乗せされてくる」
コンクリートの原料となる「セメント」。このセメントを作るのに欠かせないな燃料が「石炭」なのです。実はセメント業界では、石炭の輸入量のおよそ半分をロシアに頼っています。
政府は「早急に代わりの輸入先を確保する」としていますが、ロシアに次ぐ輸入先であるオーストラリアなどに世界の需要が集中し、供給不足になる可能性もあります。
セメントの仕入れ値は、去年と比べてすでに値上がりしていて、今後、さらなる価格の高騰も避けられない状況です。
吉田建材 吉田徹平取締役営業本部長
「生コンクリート工場としても、戦争の影響は大きいとつくづく感じている。今回の前代未聞の価格上昇というのは、販売価格にすぐに転嫁しないと、非常に経営としては厳しい状況となります」
日用品や食品だけにとどまらない原材料価格の高騰。影響はどこまで広がるのでしょうか。
「ビルが建たない・・・」鋼材やコンクリート価格高騰で建設業界に打撃 - TBSテレビ
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