Aシリーズ好き。
ドドドッとなんだかいっぱいハードが発表された今年のGoogle I/O基調講演。今年リリース予定のものを(一部来年のものまで)一気にだしちゃうなんてちょっとレアパターンかなと思いつつ、Google(グーグル)としては「Pixel」という自社プロダクトラインが、アイディアや噂レベルのものでなく着実な成長を進める一大シリーズであるということを印象づけたかったのではないでしょうか。
秋リリース予定のPixel 7/7ProやPixel Watch、Pixel Buds Proといろいろある中で、先陣を切るのはPixel 6a。この夏リリースです。大好評のPixel 6のバジェットモデルだけに期待しかない。
Pixel 6a=iPhone SEキラー
7月28日、450ドル(日本では5万3900円)で発売されるPixel 6a(予約開始は7月21日)。基本のデザインは昨年のフラッグシップ端末であるPixel 6と同じ。特徴的(個人的にすごく好き)な後のカメララインもそのままです。
気になるチップは、ミッドレベルのQualcommで価格を抑える…なんてことはなく自社のTensour CPUを載せています(セキュリティチップのTitan M2も載ってます)。自社チップを搭載することで、お手軽価格なのにPixel 6に近い能力を発揮できる性能の高いバジェット端末になるわけです。AppleがiPhone 13に搭載したA15 BionicチップをiPhone SEにも載っけたのと同じ作戦ですね。ちなみに、GoogleいわくPixel 5aに搭載されているQualcommのSnapdragon 765Gよりも、Tensorチップは5倍性能アップとのこと。
そのほか、バッテリーは4,400mAhで、ライバルになるであろうSamsung(サムスン)のGalaxy A53 5Gよりはちょっとだけ小さめ。それでも、搭載されている「Extreme Battery Saver」モードの力で最大72時間はいけるというので十分かな。メモリは6GB、容量は128GB。WiFi 6e、Bluetooth LE、eSIM、キャッシュレス決済対応。Pixel 5aではあったイヤフォンジャックがなくなっているので、一部のユーザーはがっかりかも。
カメラ性能
Pixelシリーズと言えば、カメラ(特に暗所撮影)に定評あり。Googleのソフト能力の賜物です。Pixel Aシリーズもバジェット端末とはいえ、カメラは好評。フラッグシップPixelとまったく同じフル機能とはいきませんが、この価格帯ではトップクラスの暗所撮影なのはまちがいなし。
まずメインとなるリアはデュアルカメラ(Galaxy A53 5Gよりもひとつ少ない)。メインが12MPのSony IMX363(光学手ブレ補正あり)で、もうひとつが12MPのUltra Sony IMX386の超広角。フロントカメラは、8MPのSony IMX355広角で、84度視野。Pixel 6で使えるMagic Eraser、Face Unblur、Real Tone撮影なども利用可能。
欲しい! と思ったら絶対予約しておくのが吉。チップ不足の昨今、初動が遅れると入手困難になる可能性もありますから。
Pixel 7/ 7Proと迷う
で、Pixel 6a欲しいけどな…と躊躇してしまうのが今年の大本命Pixel 7/7Proの存在。昨年のPixel 6がぐっと価格を下げたことで、今年のフラッグシップの価格も気になり、頑張れちゃう価格差ならば7にいっちゃおうかなと迷う人もいるはず。
Pixel 6は売り上げ好調で、ハード部門のシニアVPであるRick Osterloh氏いわくチップ不足問題がなければもっと売れたはずだったそう。Pixel 7シリーズも、6以上の成功を掲げているならば、そりゃ比べてから選びたくなります。が、まだまだ詳細はわからず。確実にわかっているのは、外観デザインはPixel 6と同じ流れですが、カメラバーがアルミニウムになること。あとは、次世代のTensorチップ搭載で、よりAI能力を強化することくらい。
価格と性能のバランスがいいAシリーズか…。もうちょっとお財布頑張って最先端のフラッグシップか…。そうこうしているうちにiPhone 14もやってくるし、チップ不足で在庫が心配になるし。今一番欲しいのは新しい端末よりも決断力かも。
iPhone SEキラーのPixel 6aは夏リリース、中価格帯ではトップクラス - GIZMODO JAPAN
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