電気自動車(EV)や自転車の製造販売「コウメイ」(兵庫県姫路市夢前町)は、キャンプ用品の新ブランド「アイゼルキャンプ」を立ち上げた。「実用的、おしゃれ、手頃な価格」の3点を売りに、他社製品と差別化を図る。キャンプブームを追い風に、テーブルと椅子を1月に発売するとすぐ品切れになるなど人気を呼び始めている。
同社は2008年創業。ガソリン車をEVに改良する技術で、四輪駆動の電動軽トラック開発やスポーツ自転車の製造を手掛ける。
新ブランドは、アウトドアの趣味を持つ同社の石井涼馬さん(31)が「デザインと機能性を両立する製品がない」と悩んでいたことから企画した。
天板を筒状に丸めて収納する木製テーブルや、折りたたみ式の椅子、調理器具セットなど5種類を販売。テーブルは最も高価なもので7千円以下と価格を抑えたという。主力製品の自転車の愛好家にも利用してもらおうと、サイクリング時に持ち運べるほどのコンパクトさを目指した。販売前には社員が近くの河川敷で商品を使ってみて実用性を確かめる。
商品開発は自身の経験に加えて顧客の声も基にしている石井さんは「アウトドア好きの理想を詰め込んだ製品ばかり。いずれは海外市場にも打って出たい」と自信をのぞかせる。
販売はインターネットで。コウメイTEL079・229・1487
(森下陽介)
実用的、おしゃれで価格手頃なキャンプ用品を 姫路の自転車メーカーが新ブランド - 神戸新聞NEXT
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