大手飲料メーカーの「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」は、ペットボトルの調達コストやエネルギー価格の上昇を受け、ことし10月からペットボトル入りの飲料などの値上げを決めました。
発表によりますと、対象となるのは、コーラや緑茶といったペットボトル入りの飲料などおよそ120品目で、ことし10月1日の出荷分から希望小売価格で6%から18%値上げするとしています。
このうち500ミリリットルのペットボトル入りの「コカ・コーラ」は、税抜きで現在の140円から160円になります。
このほか、一部のアルコール飲料も値上げする予定です。
値上げの理由について会社では、ペットボトルの調達コストや砂糖などの原材料価格が上昇しているほか、エネルギー価格の高騰で物流費なども上昇しているためだと説明しています。
会社では5月にも1.5リットルと2リットルのペットボトル入りの商品価格を一部、引き上げていて、コストの上昇分を企業努力だけで吸収することが難しくなっているとしています。
飲料大手では「サントリー」や「アサヒ飲料」、「伊藤園」、それに「キリンビバレッジ」もペットボトル入りの主な商品についてことし10月からの値上げをすでに発表しています。
「コカ・コーラ」10月から値上げ 原材料価格や物流費など上昇 - nhk.or.jp
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