[24日 ロイター] - 米国の新車価格は、原材料不足に直面する自動車メーカーが価格を引き上げているため、6月に過去最高となる見通しだ。自動車業界コンサルタントのJDパワーとLMCオートモーティブは24日公表した報告書で、平均価格が4万5844ドルと前年同月比14.5%上昇するとした。
JDパワーは「自動車は引き続き急速に売れており、かなりの数の自動車が販売店に到着する前に注文、または購入されている」とした。
また、需要が供給を「かなり上回る」状態が続くとしつつ、金利上昇や景気懸念が自動車産業の打撃となる可能性もあると指摘した。
6月の新車リテール販売台数は18.2%減の96万5300台と予想。新車総販売台数は季節調整済み年率換算で1310万台となり、昨年より230万台減少すると見込まれている。
今年の世界自動車販売台数は、半導体不足と中国のロックダウン(都市封鎖)が圧迫材料となるため、8140万台と横ばいになると予測した。
米国新車価格、6月は原材料不足で過去最高に=JDパワー/LMC - ロイター (Reuters Japan)
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