2022年08月12日12時33分
政府は12日午前、エネルギー価格高騰や円安を背景とした物価高に対応するため、首相官邸で企業経営者や自治体などからヒアリングを行った。岸田文雄首相は会合で、「小麦価格の安定は極めて重要だ」と強調。15日に開く「物価・賃金・生活総合対策本部」で、政府が輸入小麦を民間に売り渡す価格の高騰抑制策など、追加対策の検討を指示する方針を示した。
首相は「物価上昇のほとんどを占めるエネルギーと食料品に集中して切れ目なく追加策を講じていくよう指示する」と表明した。
ヒアリングには山際大志郎経済財政担当相ら関係閣僚も出席し、山崎製パンの飯島延浩社長らから意見を聞いた。飯島氏は会合後、記者団に対し「(小麦価格が)20%ぐらい上がると、3回目の価格改定をせざるを得ない。何とかそれを回避できないかお願いした」と語った。
岸田首相「小麦価格の安定重要」 物価高受け、政府が15日追加策指示 - 時事通信ニュース
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