7日のニューヨーク原油市場では、国際的な原油の先物価格がおよそ1か月ぶりに一時、1バレル=93ドル台まで上昇しました。
産油国でつくるOPECプラスが、来月以降の原油の大幅な減産を決めたあと需給が引き締まるとの見方から原油価格の上昇が続いています。
7日のニューヨーク原油市場では、国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格がおよそ1か月ぶりに一時、1バレル=93ドル台まで上昇しました。
5日に産油国でつくるOPECプラスが来月以降の原油の生産量を一日当たり200万バレル減らすと決めたことを背景に需給が引き締まるとの見方から原油価格の上昇が続いています。
WTIの先物価格は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で、ことし3月初旬に一時、1バレル=130ドルを超え、世界的なインフレを加速させる要因となりました。
その後は、世界経済の減速懸念から下落に転じ、先月下旬にはおよそ8か月ぶりに1バレル=80ドルを割り込んでいました。
欧米で記録的なインフレが続く中、原油価格の上昇が続けばインフレ圧力が再び高まると懸念されています。
NY原油市場 一時1バレル=93ドル台に 価格の上昇続く - nhk.or.jp
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