地金大手の田中貴金属工業(東京)は21日午前、1グラム当たりの金小売価格(税込み)を前日比201円安の8517円と設定した。国内金価格の指標として9月29日の8508円以来、約3カ月ぶりの安値となった。
日銀が20日、事実上の利上げを決定したことから、外国為替市場で円相場がドルに対し急激に上昇し、国内での金の値下がりにつながった。
金の価値は国際的にドル建て価格で示される。このため円高ドル安が進んだ場合、円換算した金の値段は下がることが一般的だ。値動きが早い大阪取引所の金先物は前日に急落した。田中貴金属工業は前日、日銀が決定内容を公表する前に小売価格を設定していた。
金小売価格3カ月ぶり安値 円高進行、1グラム8517円 - 産経ニュース
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