[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は11日、西側諸国による制裁や原油価格上限に直面しているものの、原油輸出の契約取り付けで問題はないと言明した。
ノバク副首相は政府のオンライン会議で、国内の石油業者が2月の契約締結を完了したと指摘し、「現時点で問題があるとは報告されていない」と語った。
西側諸国は昨年12月5日、ウクライナ侵攻を続けるロシアへの追加制裁として、ロシア産原油の上限価格を1バレル=60ドルとする措置を導入。これに対し、プーチン大統領はロシア産原油の価格上限を導入した国への原油と原油製品の供給を2月1日から5カ月間禁止する大統領令に署名している。
プーチン大統領も同会議で、ロシア経済について「金融および銀行システム、経済全体が安定した状態にあり、前向きに発展していると断言できる」とし、「2023年もこのテンポが維持されると信じるに足る十分な根拠がある」と述べた。
レシェトニコフ経済発展相は、2022年のインフレ率が11.9%に達したとした上で、今四半期末までに伸びは大幅に鈍化し、第2・四半期には目標の4%を下回る公算が大きいという見方を示した。
ロシア、原油販売で問題なし 制裁や価格上限でも=副首相 - ロイター (Reuters Japan)
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