エネルギー価格や鉄鉱石などの原材料高により続いてきた鋼材の大幅な値上げが、ようやく一服する見通しのようだ。
トヨタ自動車はコストを抑えるために、鋼材を大量に仕入れて、部品会社に割安で卸しているが、2023年度上期(4~9月)に部品メーカーに供給する鋼材の価格を22年度下期(10~3月)と同じに据え置くという。部品メーカー向けに供給する鋼材の価格が据え置きとなるのは21年度上期以来のようだ。
部品メーカーに供給する価格は日本製鉄とトヨタとの交渉で決まった価格が前提となる。きょうの日経が報じているが、両社は原材料市況などを踏まえ、半年ごとに鋼材価格を交渉しており、鋼材の原料となる原料炭と鉄鉱石の価格は22年秋から冬にかけて下落。
ただ、直近は中国で需要が回復する期待などから再び上昇傾向に転じているものの、23年度上期の交渉は価格変動が小幅な範囲内にとどまったもようで、トヨタは部品メーカー向けの鋼材価格を据え置く形としたとも伝えている。
2023年3月6日付
●中国成長低め5%目標、全人代開幕(読売・2面)
●社説:高速道路料金、負担継続に利用者の理解得よ(読売・3面)
東京マラソン2023●世界が待ち望んだ祭典都心疾走、東京マラソン4年ぶり元通りの大会規模(朝日・17面)
●電動キックボード、3年間で事故74件、警察庁、1人死亡76人けが(朝日・26面)
●トヨタ、鋼材価格据え置き、部品会社向け、値上げ一服、23年度上期(日経・7面)
●NTTリーグワンラグビー、トヨタ4勝目(日経・31面)
●高齢運転の死亡事故増、75歳以上「団塊」も影響か、昨年、2年連続(日経・35面)
トヨタ、2023年年度上期の部品会社向け鋼材価格を「据え置き」へ[新聞ウォッチ] - レスポンス
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