中部電力は４月から値上げする法人向け電気料金について当初の想定より燃料価格が下がっていることなどから割り引きを実施すると発表しました。
これは中部電力の林欣吾社長が２９日の記者会見で明らかにしたものです。
中部電力では４月から大規模な電力を必要とする法人向けの電気料金メニューについて、使用量が一般的なケースで１割程度の値上げを行います。
ただ、当初の想定に比べて燃料価格が下がっていることなどから、ことし６月から１０月にかけて法人向け電気料金の割り引きを実施するということです。
１キロワットアワーあたり２.０９円を割り引き、使用量が一般的なケースでは値上げ後の料金から５.３％から６.９％程度の割り引きになるとしています。
一方、家庭向けの電気料金の負担軽減策については、電気料金の負担が大きくなることしの夏に料金の支払いに使えるポイントなどを進呈するキャンペーンを行う計画です。
林社長は記者会見で「お客様に負担をお願いしている中で、当社として最大限何ができるかを考えた結果だ。ただ、経営環境は不透明なので１１月以降の対応についてはぎりぎりまで状況をみて検討したい」と述べました。
中部電力 法人向け電気料金の割引実施へ 燃料価格下落で｜NHK 東海のニュース - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment