[香港 26日 ロイター] - 香港当局が26日公表した公式統計によると、3月の民間住宅価格は前月比1.4%上昇と3カ月連続で上昇した。中国本土との往来規制が解除されたことや、不動産開発業者が魅力的な価格で新物件を相次ぎ発売したことで市場心理が押し上げられた。
2月の改定値は前月比2.4%上昇だった。
第1・四半期の住宅価格は5%上昇。昨年は15%下落した。
ただ、4月には取引が減少するとみられている。活況が落ち着いてきたほか、最近の世界市場の混乱で潜在的な購入者が遠のいている。
不動産仲介大手の中原(センタライン)は、4月の取引件数が前月比30%減少すると予想した。
コンサルティング会社ナイト・フランクの担当者は「高金利や発行市場の在庫など目先の要因がなお住宅価格回復の重しとなり、第2・四半期は価格への圧力が強まるとみている」と述べた。
香港住宅価格、3月は前月比+1.4% 3カ月連続上昇 - ロイター (Reuters Japan)
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