[北京 1日 ロイター] - 民間不動産調査大手の中国指数研究院(CIA)が1日発表した調査によると、中国100都市の4月の新築住宅価格は前月に続き、小幅に上昇した。政府の支援策により大都市と中規模都市で需要が高まった。
上昇率は前月比0.02%。3月も0.02%上昇していた。
4月に価格が上昇したのは30都市で、前月の41都市から減少した。
中国共産党の最高意思決定機関である中央政治局は先月28日、住宅需要を支援するとともに住宅供給を確保し、不動産市場の健全で安定した発展を促進する方針を示した。
中国経済の4分の1を占める不動産セクターは昨年、多くの開発業者がプロジェクトを完了できず、一部購入者による住宅ローン返済ボイコットにつながるなどして、大きな打撃を受けた。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)や行動制限も購入者の心理を圧迫した。
昨年末のコロナ規制解除後に主要都市では販売が上向いているが、消費者信頼感はなお不安定だ。
中国新築住宅価格、4月も小幅上昇 上昇都市は減少=民間調査 - ロイター (Reuters Japan)
Read More
No comments:
Post a Comment