5,000万円前後で買える中古マンションをご紹介!年収別に購入価格の目安もまとめました。
5,000万円前後で買える中古マンションをご紹介!年収別に購入価格の目安もまとめました。
こんにちは。DSアキです!
前回の記事では、過去から現在までのマンション市況と、無理をしないマンション購入をテーマに記事をあげました。
今回は続編として、5千万円前後で購入できる東京23区マンションの実例をご紹介していきます。
実例をご紹介する前に、まずは検討を始めたばかりの方向けに購入予算についても少し触れさせてください。
住宅費の適正予算を考える際、「家賃は手取り収入の3割」、「家を買う場合は年収の5~6倍」といった意見をよく聞きます。
とは言っても、物件価格と毎月の支払額の関係をイメージできていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
購入予算を把握しやすくするために、年収からみた適正価格、物件価格から見た月支払額を目安として表にしました。
毎月の出費や将来的に見た世帯年収の増減など、ご家庭の状況と照らし合わせながらご予算をチェックしてみてください。
※手取り目安は、可処分所得を額面年収の7.5割と仮定
※月収目安は、ボーナス4か月分と仮定した場合の手取り月収
※手取り月収の3割=毎月の住宅費の目安
※月返済額は、住宅ローン金利を変動0.4%/35年と仮定
※含維持費は、管理費、修繕積立金の合計を3万と仮定し月返済額に加算
例えば、世帯年収が1,000万円の場合、手取り月収は約47万円。
年収の5倍とある5,000万円のマンションを購入すると、月返済額は13万円弱、管理費・修繕積立金を含めると毎月16万円程度。
ちょうど、手取り月収の約1/3が住居費となります。
この生活であれば、ボーナスを充てにせずに暮らしていけそうですよね。
年収の10倍までは住宅ローンを借りられるという話もありますが…
家族構成や教育費、自動車の所有、娯楽費など何にお金をかけるかは人それぞれ。
住居費を月収の何割とするかは個々人の判断になりますが、一時所得者が無理のない自宅購入を行うといった観点での目安となれば幸いです。
前置きが長くなりましたが、ここからは実際に物件価格5,000万円前後の中古マンションの実例をご紹介いたします。
5,000万円は決して少ない予算でないものの、東京23区ではマンションを探しにくくなってしまった価格帯です。
ですが、城東地区の物件を中心に選択肢はあります。
今回は、住まいサーフィン掲載の価格データをもとに、現在の適正価格に近い価格で販売中のお部屋をご紹介いたします。
総戸数100戸以上、中層階以上で専有面積70㎡以上の住戸を基準に選定しました。
一般的に、サイト掲載価格と実際の成約価格の間には2割程度の差があります。
掲載時点で割安で売り出されている物件は希少で、何らかの理由がある物件もあります。(後述します)
内覧や周辺見学を行いご自身に向いているかどうかを確かめてみることをおすすめいたします。
■AQUA VISTA(アクアヴィスタ)
価格:5480万円
間取り:3LDK
面積:74.23m2
アクセス:京成本線「千住大橋」歩3分
階数:9階
向き:西向き
竣工:2015年2月
総戸数:308戸
アクアヴィスタは商業施設を含む駅前再開発の一角に建つマンションです。
西側にタワーマンション(シティタワー千住大橋)が建設中のため、日当たりは要確認です。
■プラウドシティ金町アベニュー
価格:5300万円
間取り:3LDK
面積:73.93m2
アクセス:JR常磐線「金町」歩8分
階数:7階
向き:西向き
竣工:2010年9月
総戸数:304戸
金町も駅前再開発が進行しているエリアです。
西側でシティテラス金町が建設中のため、日当たりは要確認です。
■メイツ北綾瀬トレエッセ
価格:4750万円
間取り:4LDK
面積:83.50m2
アクセス:東京メトロ千代田線「北綾瀬」歩10分
階数:9階
向き:南西向き
竣工:2017年1月
総戸数:113戸
5,000万円以内で80㎡以上のお部屋が購入できます。
東京メトロとつくばエクスプレスの2路線が利用可能です。
■シャリエ小台リバーフォート
価格:4490万円
間取り:3LDK
面積:71.30m2
アクセス:都営日暮里・舎人ライナー「足立小台」歩2分
階数:13階
向き:南向き
竣工:2015年12月
総戸数:169戸
4,500万円以下で70㎡以上のお部屋が購入できます。
通勤時間帯は混雑する舎人ライナーですが、西日暮里から足立小台までは3駅5分です。
今回は、5,500万円~4,500万円まで4つの物件をご紹介しました。
最後に申し添えておきたい点として、今回ご紹介したマンションの中には河川に近い立地に建つ物件もあります。
自然が身近に感じられる解放感のあるエリアである一方で、地震や大雨で被災するリスクがあると言えます。
購入検討時は、ハザードマップや避難経路、マンションの防災対策などを納得がいくまで確認することをおすすめします。(不動産業者から説明もあります)
3月になると毎年、東日本大震災を思い出します。
最近は住みたい街ランキング等を見ても郊外人気が高まっているのを感じますが、震災時に帰宅難民になる可能性もあります(私も3/11の際には、恵比寿から大宮まで丸1日かけ帰宅しました)
予算内で希望条件に合致し、なおかつ自然災害リスクが全くないエリアを探すのはなかなか難しいですよね。
どこのエリアを選んだ場合も、避難場所等ご家族で話し合い、万が一の災害時に備えておくことが重要かと思います。
それでは今回もお読みいただきありがとうございました。
次回もよろしくお願いいたします。
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