OPECプラスをつくる主な産油国が来月から原油の生産量を大幅に減らす方針を明らかにしたことを受けて、2日のニューヨーク原油市場は、国際的な原油の先物価格が一時、およそ2か月ぶりに1バレル=81ドル台まで上昇しました。
2日のニューヨーク原油市場では、国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格が、ことし1月下旬以来およそ2か月ぶりに、一時1バレル=81ドル台まで上昇しました。
背景には2日、サウジアラビアなどOPECプラスをつくる主な産油国が来月からことしの年末まで原油の生産量を大幅に減らす方針を明らかにしたほか、ロシアもこれまで行ってきた減産措置をことしの年末まで延長する方針を示したことで、需給が引き締まるとの見方が広がったことがあります。
WTIの先物価格は先月、欧米で広がった金融不安の影響で原油需要が落ち込むとの見方から、およそ1年3か月ぶりに一時、1バレル=70ドルを割り込むなど下落傾向が続いていましたが、主な産油国が追加の減産に踏み切ったことで上昇に転じた形です。
NY原油市場 先物価格が一時81ドル台まで上昇 2か月ぶり - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment