(公財)東日本不動産流通機構は12日、2023年4月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は2,954件(前年同月比4.5%減)と、3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。都県別では、東京都1,559件(同6.6%減)、埼玉県322件(同3.3%減)、千葉県365件(同3.1%増)、神奈川県708件(同3.9%減)。千葉県以外は前年同月比で減少となり、埼玉県は16ヵ月連続で前年同月を下回った。
1平方メートル当たりの成約単価は70万1,700円(同2.1%上昇)と、20年5月から36ヵ月連続で前年同月比プラス。成約価格は4,486万円(同2.8%上昇)と20年6月から35ヵ月連続の前年同月比プラス。新規登録件数は1万7,263件(同21.3%増)と大幅増となり、4ヵ月連続で前年同月を上回った。在庫件数は4万5,596件(同22.0%増)と大幅増、22年2月から15ヵ月連続で前年同月を上回っている。
既存戸建ての成約件数は1,071件(同10.0%減)と2ケタ減となり、22年1月から16ヵ月連続で前年同月を下回った。成約価格は3,865万円(同5.5%上昇)と、20年11月から30ヵ月連続で前年同月を上回った。
首都圏既存マンション成約価格、35ヵ月連続の上昇 - (株)不動産流通研究所
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