地金大手の田中貴金属工業(東京)は17日、金の店頭販売価格を1グラム当たり前日比115円高の9876円に設定した。国内の金小売価格の指標として過去最高価格を更新した。これまでの最高価格は5月4日の9821円だったが、約1カ月半ぶりにこの水準を上回り9900円に迫った。最近の外国為替市場での急ピッチな円安ドル高進行などが要因。
金は世界中で取引されるため国際的な価格指標はドル建て。このため、例えば1ドル=130円から140円などに円安が進むと、円建て金価格は上がるのが一般的だ。
世界の金産業関係者や投資家が注目するニューヨーク金先物が16日に値を上げたことも国内価格に影響を与えた。
金価格、1グラム9876円 円安で過去最高 - 産経ニュース
Read More
No comments:
Post a Comment