13日のニューヨーク原油市場では産油国による減産の延長や、アメリカの景気減速への懸念が和らいだことを背景に、国際的な原油の先物価格が一時、およそ3か月ぶりに1バレル=77ドル台まで上昇しました。
13日のニューヨーク原油市場では国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格が一時、ことし4月下旬以来およそ3か月ぶりに1バレル=77ドル台まで上昇しました。
背景には、7月に産油国のサウジアラビアが自主的な追加減産の延長を発表し、原油の供給が減るとの見方が出ていることに加え、アメリカのインフレの鈍化を示す指標の発表を受けて景気の減速懸念が和らぎ、原油の需要が落ち込むとの観測が後退したことがあります。
原油価格の上昇が続けば、日本でもガソリン価格などに影響が及ぶ可能性があります。市場関係者は「このところ原油価格は上昇傾向にあるが、中国などの需要を見極めたいという投資家も多く、価格の上昇がどこまで続くのか見通しにくい状況だ」と話しています。
NY原油市場 先物価格 一時1バレル=77ドル台に上昇 3か月ぶり | NHK | 原油価格 - nhk.or.jp
Read More
No comments:
Post a Comment