トヨタの新型アルファードの人気がすさまじい。先代モデルも長い間、乗用車の登録台数でベスト10圏内をずっと維持していたほど安定した人気を誇っていた。あのサイズと価格帯を考えれば、異常なほどの人気ぶりと言えるだろう。そして、それを受け継ぐように新型のアルファードも登場早々、好調な売れ行きを誇っている。
このアルファード、双子車のヴェルファイアは残価設定ローンを利用する割合も高い車種だと言われている。分割払いでちょっと無理をしてでも大きくて堂々としたクルマに乗りたいというユーザーは、月々の支払い額が抑えられる残価設定ローンは魅力的で、さらに高い残価が設定されるとなれば、余計に利用したくなるのだろう。
ディーラーにしてみれば高額車両を販売できるだけでなく、残価分の金利も収益になり(これは金融機関の収益だが)、数年後には良質な中古車として入庫して新型への買い替えも見込める、一石三鳥とも言える商売だ。
ユーザーも納得づくで購入しているのだから、金利負担や3年後5年後の下取り(実際には残価よりも買取店の価格が高ければ、そちらに売却する手もある)を経て、再び新車のアルファードに乗り換える、というのが購入のパターンとして確立しつつあるようだ。
これはユーザーにとっても満足感が高く、ディーラーにとってもメリットが大きいので、販売の手法として定着しつつあるのではないか。
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