フィリピンのインフレ率は、7月まで6カ月連続で鈍化していたが、8月はコメの急激な上昇が響き前月を上回った。フィリピン中央銀行に対し物価リスクへの警戒を強めるよう圧力が強まっている。
8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.3%上昇。7月は4.7%上昇だった。8月のインフレ率はブルームバーグ調査の予想中央値を上回ったものの、中銀予想(4.8-5.6%)の範囲内だった。コメの価格は8.7%上昇。上昇率は2018年11月以来最大となった。
フィリピン中銀のレモロナ総裁は、コメや燃料価格の上昇を含むインフレリスクを指摘し、 利下げは現時点では金融当局のレーダーには入っていないとしている。
原題: Soaring Rice Prices Fan Philippine Inflation in August (1)(抜粋)
フィリピン、8月にインフレ加速-コメの価格上昇が響く - ブルームバーグ
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