中東情勢の緊迫化を背景に安全な資産とされる金の需要が国際的に高まり、日本国内の金の小売価格が過去最高を更新しました。
金の国内小売価格の指標とされる田中貴金属工業の16日の店頭販売価格は1グラムあたり1万233円で、営業日としては最高値を更新しました。
13日に比べて262円上がり、この10日間では600円以上の上昇です。
イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの戦闘が激しくなり、中東情勢が緊迫していることが要因とみられています。
金は「有事の金」とも言われ、戦争や大規模な災害など世界経済を揺るがすような事態が起きると需要が高まる傾向があります。
中東情勢緊迫化で“有事の金買い” 金の国内小売価格が最高値[2023/10/16 14:01] - テレビ朝日
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