[ロンドン 3日 ロイター] - 国連食糧機関(FAO)が3日発表した10月の世界食料価格指数は、2021年3月以来2年超ぶり低水準となった。砂糖、穀物、植物油、肉類の価格下落が押し下げた。
10月の世界の食料価格指数は平均120.6と、9月の121.3から低下した。
穀物指数は125.0と前月比1.3ポイント低下、乳製品は9カ月連続で低下した後、2.4ポイント上昇して111.3となった。
FAOは、「10月の小麦の国際価格は1.9%下落した。米国の供給が予想を上回ったことと輸出業者間の激しい競争が反映された」とし「粉乳の国際価格は北東アジアを中心とする輸入需要に押し上げられて、最も大きく上昇した」と分析した。
世界食料価格、10月は2年超ぶり低水準 砂糖などが下落 - ニューズウィーク日本版
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