石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」に対して、サウジアラビアが生産枠の引き下げに応じるよう要請しているが、一部メンバーの抵抗に遭っている。
サウジは7月以降、価格下支えに向けて日量100万バレルの自主減産を行っているが、ここにきてOPECプラス全体に対してさらなる支援を求めている。部外秘の情報だとして匿名を条件に関係者が明らかにした。
OPECプラスは協議が難航する中で、会合日程を当初の予定から4日遅れとなる11月30日に延期していた。背景には、アンゴラとナイジェリアが2024年の生産枠引き下げに反対していることがある。
週末まではこの問題で歩み寄りを目指して前進していたが、まだ合意に至っていない、と関係者は話した。
関連記事:
OPECプラス、アフリカ産油国の生産枠巡る問題で合意近い (1)
原題: Saudi Arabia Seeks OPEC+ Quota Cuts While Some Members Resist(抜粋)
サウジ、OPECプラス全体に減産への協力要請-価格下支えで - ブルームバーグ
Read More
No comments:
Post a Comment