物価高の影響などで子牛価格が急落し、県内の繁殖農家の経営が厳しさを増している。矢板市越畑の矢板家畜市場では2021年12月の子牛の平均価格が約81万円だったが、今年9月は約58万円、同10月は約52万円に落ち込んだ。管内に約400軒の繁殖農家がいるJAなすのは値下がりを食い止めようと、肥育農家が市場で子牛を購入する際の費用を一部助成する事業を実施しているが十分とはいえず、関係者からは先が見えない状況に対する不安の声が漏れている。
1、2の両日、同市場で行われた子牛の競りでは2日間で計約750頭が競り落とされた。平均価格は約58万円で前月から約6万円増えた。同JA畜産課の芳賀幸人(はがゆきひと)課長(54)は「助成事業の一定の効果が出たのではないか」との見方を示す。
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子牛価格の下落深刻 費用は高騰、国産需要は低迷 JAなすの緊急支援|下野新聞 SOON - 下野新聞
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