[ロンドン 8日 ロイター] - 国連食糧機関(FAO)が8日発表した11月の世界食料価格指数は前月比ほぼ横ばいだった。穀物の国際価格が下落したが、植物油が値上がりした。
11月の同指数は平均120.4ポイントで、2021年3月以来の低水準だった10月とほぼ同じ。前年同月比では10.7%下落した。
穀物価格指数は前月比3.0%下落。トウモロコシ価格が急落した。小麦価格は2.4%下落。
植物油価格は前月比3.4%上昇した。FAOは「パーム油価格は11月に6%以上上昇した。主要輸入国の積極的な購入と、主要生産国での季節的な生産減少が主因だ」と述べた。
乳製品価格指数は前月比2.2%上昇。
砂糖価格は前月比1.4%上昇。前年同月比では41.1%上昇。タイとインドで生産見通しが悪化した。
FAOは、今年の世界の穀物生産予測を過去最高の28億2300万トンに上方修正した。従来予測は28億1900万トン。前年比で0.9%増加することになる。
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世界食料価格、11月は前月比横ばい 穀物下落・植物油上昇 - ロイター (Reuters Japan)
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