[香港 27日 ロイター] - 香港当局が27日公表した公式統計によると、11月の民間住宅価格は前月比2%下落し、2017年2月以来の低水準となった。
7カ月連続の下落。引き続き金利上昇を受けて購入意欲が鈍っている。10月改定値は2.1%下落した。
1─11月では5.6%の下落。
アナリストや不動産業者は、今後住宅ローン金利が低下すると予想。住宅価格が来年半ばに底入れする可能性があると指摘している。
不動産代理店の香港置業と美連物業は、住宅価格が来年1年間でそれぞれ3─5%、5%上昇すると予想。
ジェフリーズは今後6カ月間は1桁台前半から半ばの下落となるが、来年通年では価格が安定すると予想した。UBSは来年さらに10%下落する可能性があるとの見方を示している。
香港の金融政策は米連邦準備理事会(FRB)の政策に連動する。市場では香港の銀行が来年下半期から金利の引き下げを開始するのではないかとの見方が浮上している。
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香港住宅価格、11月は前月比-2% 7カ月連続の下落 - ロイター (Reuters Japan)
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