中小企業庁は12日、昨年10~12月に実施した価格転嫁や価格交渉に関する調査結果を公表した。価格交渉で最低評価だったのは、ケーブルテレビ大手のJCOMだった。
企業名公表は3回目。全国の下請け30万社を対象に、主要な取引先との「価格交渉」と「価格転嫁」の進み具合を調べた。発注企業から「価格交渉の申し入れがあった」を最高の10点とし、「コストが上昇し、交渉を申し出たが、応じてもらえなかった」を最低のマイナス10点とした上で点数化。下請けの10社以上から回答があった発注元企業220社を4段階で評価した。
価格交渉で最低評価だったJCOMは、下請け10社の平均点が唯一の「0点未満」だった。
この結果を受け、同社はホームページで「お取引先さまから非常に厳しい評価をいただいた。この結果を真摯(しんし)に受け止め、より良いパートナーシップの構築に一層努める」とコメントした。
一方、価格転嫁で最低評価を…
JCOMが最低評価「0点未満」、下請け価格転嫁・交渉調査 中企庁:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル
Read More
No comments:
Post a Comment