2月28日、不動産経済研究所が2023年の「全国新築分譲マンション平均価格」を発表した。その金額は1戸あたり5911万円。国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本人の平均年収は458万円だったので、日本のマンションは平均で年収の12倍以上ということになってしまった。
よく「マイホームは年収の5倍までに」といわれる。それは、住宅ローンの金利が4%前後だった時代の目安で、低金利の今は、もう少し高い住宅を狙うことができる。それでも、「年収の12倍」では、たいていの人は尻込みしてしまう。
ちなみに、今年1月に発表された23年首都圏全域の新築マンション平均価格はもっと高く8101万円だった。8101万円の場合は、年収の17倍以上……。もはや笑ってしまうほどの高値だ。「これでは、もうマイホームは買えない」と思う人が多くなるだろう。
役立つ住宅情報:櫻井幸雄の住アドバイス 新築マンション、年収の12倍 住宅価格上昇、恩恵も - 毎日新聞
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