S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均は30日午前に、約80分にわたってリアルタイムの価格変動表示が中断された。ただ、個別株は引き続き正常に価格が表示され、株式市場の混乱は最小限に抑えられた。
指数を運営するS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスによると、S&P500種のプライシング表示は午前10時41分に停止した。データ配信の問題が理由だという。正午少し前に価格表示は再開された。ダウ平均も同じ問題に見舞われたが、再開は数分早かった。
個別株のほか、S&P500種に連動する最大の上場投資信託(ETF)を含むETFはこの期間、正常に価格表示されていた。
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは発表文で「S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスのリアルタイム指数値の発信に影響を及ぼす問題」が生じたと説明。問題は解消し、指数のリアルタイム価格は正常に配信されていると続けた。
原題: Traders Say Disruptions Minimal During S&P 500 Pricing Glitch(抜粋)
(S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの説明を追加します。更新前の記事では見出しの指数名をS&P500種に訂正済みです)
S&P500種のリアルタイム価格表示が一時中断、混乱は最小限 - ブルームバーグ
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